人の動かし方 管理責任者のあり方を考える
人を動かすのは容易ではないな。と感じる。
こと労働集約産業となると、多くの人間をどうやって動かすのか考える必要がある
ひと昔なら、鞭でも使って動かしていたのだろう。ただ最近ではハラスメントの観点から管理者も昔のやり方では自分の身が危ない。
加えて、自分も含めた若い世代は物を言うことをしない。
今までと同じでは現場は回らない。工場など作業がメインの業種の管理責任者は変わる必要がある。
人の動かし方を考える上で重要なものは以下の3つだと思う。
①属人的になっている管理方法の仕組み化
②仕組みが、現場の仕事にマッチしているかの確認
③仕組みが、現場の社員の理解レベルにマッチしているかの確認
現場による、人による、適宜判断して行う、臨機応変に行う、こういったものは運用方法の確立、仕組み化がされてない証左であって、管理責任者は判断するのが仕事と聞いたことがあるが、会社としてスキームが組まれているのであればその都度判断は必要は無いはずだ。
現場の管理責任者は、現場の声を聞いて仕組みを考える。その仕組みを現場で実践し効果を測る。効果をもとに上位組織に提言、さらに広範囲で実践し、スキームを確立させる。
これが求められる管理責任者のあり方だと思う。