アフガニスタン タリバン政権について調べた

タリバン政権が首都カブールを掌握した。

 

米軍の輸送機からアフガニスタンからの脱出を目論んだ人達が落下し死亡した。というニュースを見てそこまでして逃げないといけないくらいヤバいんだと思った。

 

恥ずかしい話何も分からない、タリバンがなんなのか、タリバンが掌握するとどうなるのか、世界にどのような影響を与えるのか。

 

少しずつ調べると、外交や、外交政策が及ぼす世界経済への影響等、色々知ることができる。気になることは、調べて理解度を上げることで、関心がさらに高くなり、情報の浸透度があがる。

 

 

少しだけ調べたことを、まとめたい。

 

タリバン政権とは

イスラムの教えに沿った社会建設を標榜するスンナ派組織。

厳格なイスラム解釈を唱え、少数派シーア派への弾圧や反イスラム、非イスラム行為の抑圧、女性への教育廃止等の男尊女卑の考え方が根強く、石打ちや鞭打ちなど独特の刑罰で、恐怖による支配を行う。

厳格なイスラム解釈を唱える一方で、イスラム教ではタブーとなっている、ケシの栽培やアヘンの製造密輸を行い、重要な資金源として同組織を支えている。

 

旧ガニ政権時代にどれだけ多様性が認められていたのかは不明だが、現代の男女平等、多様性が認められる世の中のトレンドとは逆行することになりそうだ。

 

世界経済への影響という点で言うと、バイデン政権がアフガニスタンからの米軍の撤退を進めたことが、タリバン政権の勃興に繋がったとの見方から、バイデン政権が標榜するインフラやIT、社会福祉への投資の規模縮小が懸念される。

 

分からないことがほんの一部でもクリアになることで、その周辺の情報にもアンテナが広がるのを実感した。

また、今回のタリバン政権の首都掌握については、アフガニスタン軍30万人、タリバン6万人と圧倒的な兵力の差があった点、

タリバンは土地の利を活かしたゲリラ戦法を得意とする点等、

各国の歴史にも類似のケースがあり、個人的に興味を惹かれる。継続して調べたい。